リフォームを行なっている現場では、屋内の給排水配管がほぼ終了し屋外の配管工事に移りました。
今回は水まわりを全てリニューアルしつつ、公共下水道へ接続する工事も行ないます。
水まわり全体を新しくするので、それに伴う給排水管も新しくなります。
さらに屋外も関連する部分は新しいものと交換されます。
お見積もりは最大限かかるであろう見積になっているので、状態が良いものはそのまま再利用する予定です。
とりあえず排水管が給水管より深くなるので排水管を公共マスから配管します。
と、一緒に給水管も新しくするべきか付近を試掘をしました。
メーターボックス周辺はコンクリート舗装なので、配管替えするかしないかでコンクリートの扱いが変わります。
(壊したら復旧しなければいけないですし、配管替えしなければ壊す必要がありません。)
すると出てきた配管は予想外のポリエチレン管です。
築年数と建物の様子からVPΦ16だと思っていたいのですがハズレ。
当時水道局の仕様では不可だったような記憶があったりなかったりしますが。
まぁいいです。出てきたものは仕方がありません。
太さは設計通りのΦ20でした。
今回、水道局の方にはΦ20mmで申請しているので太さ的にはそのまま使えそうです。
で中堅君から電話が掛ってきました。
どう思いますか?と。
「信頼性は新しくHIVP管を入れた方が高いけど、太さ的にクリアしていてお客様がそのままで良いというならそのままでいいんじゃない?」と
配管工事費の他にコンクリートの復旧を考えると予算は全然かわります。
「お客様はOKだそうです」
ほぼうちにお任せなので、メリットデメリットを説明して、プロがこっちだって言えばよっぽどの事がない限りはね。
「じゃ、そのままで良いんじゃない。図面は竣工時に修正すれば問題ないでしょ。ただ一層管かもしれないから確認ね。」
このポリエチレン管、現在は二層管が主流ですが一層管は悪さをする事があり、なるべくなら使わない方が良いので念のため確認しておきましょって事で。
「今のところ確認できないので、新しい配管と切り替える時にみてみます」と。
現場でもそういう話でまとまってたそうで。
一応確認で電話してきたみたいですが、全部先に言えば良いのに、一問一答みたいな感じはなんなんでしょ。
でも、考える事は一緒かと。
同じ会社なんであたりまえっちゃあたりまえですけどね。
二層管だと良いなぁ。