ちょっと古いですが、水まわりを増築を伴う大規模リノベーション。
水まわりの部屋のレイアウトを見直し、車いす生活でも快適に過ごせる仕様にしています。
着工前
洗面所が浴室の隣ではなく、手洗器兼用でトイレに入口に。
通路に置かれているので、導線が狭くなっています。
浴室の隣にある脱衣場には洗濯機と洗濯流しがありました。
完成
今回は、車いすを使う前提で増築を伴う大規模なリノベーションを行うという事で、導線を整理し、スペースを確保しました。
トイレは、居室に近づけ廊下だった部分を室に取り込み、約1.5倍の広さになりました。
廊下の長さは短く幅は1.3倍くらいになりました。
便器横には座ったまま手が洗える手洗い器。標準のリモコンと普段使う用のボタンの大きなリモコンが付いています。
出入口は2連引き戸で、開口が広く車いすでもラクラク通れます。
導線には途切れなく手すりが付いています。
部屋の反対側には車いすの転回場所とパネルヒーター。
冬でもトイレ内を暖かく保ち、ヒートショックを和らげます。
洗面所には車いすでも使いやすい洗面化粧台を設置。
膝がボウルの下に入るので椅子に座ったまま使えます。
浴室も3枚引戸で開口が広くなっています。
段差もなく、暖房換気扇も付いています。