二重トラップって

いつも上位に来ていますが、そんなに需要あるのかな?
しかも、あまり有用な情報がないので、(プロの方であれば、全然構わないんですが)申し訳ないような。
なのでちょっと追加。

以前の記事にもありますが、二重トラップって1つの排水系統に2つトラップのある状態。
流れがすごく悪くなります。
が、実はあまりわからない場合もあります。
配管口径とかルートとか曲りとかで、二重トラップじゃないのに流れが今ひとつだったり、逆に絶対に二重トラップなのに流れが悪くならなかったり。(そういう場合も汚れが溜まってくると悪くなったりします)

 
以前、屋外のマスでワントラップ型が推奨されていて、何で流れが悪いワントラップ型なんだろうと思ったら、二重トラップ対策だとか。
内部のワンを外すとトラップ無しマスになるので、問題が起きた時に対応出来るそうな。

っていうか、プロなんで二重かどうかなんて確認しながら、マスやトラップの選択をするべき(その方が配管がシンプルで部品の数も減ります)だと思うんですけどね。

とは言っても。
自分達で全部配管した物なら、頭の中で、蛇口からシンク、そこからカウンター下を通って床下、宅内地中そして公共マスとどこでどう曲がって、どこにトラップがあるのかってイメージできるので、何かトラブルが起きても怪しい部分っていうのが目星が付けやすいです。
一部でも他のヒトが施工した部分のような、わからない部分があると、そこがブラックボックス化するので、その部分を想像するしかありません。
なので、水洗化工事などで別の設備屋さんが引き継ぐと難しくなる部分も無くはないです。

だから図面や写真で記録を残したり、詳細な現場調査をするんですけどね。

 
お客様からみると、信頼のおける、かかりつけの設備屋さんを見つけて、相談するのがなんだかんだ言っても一番です。

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