設備で使う配管の太さ(口径)を、サイズ毎の勝手なイメージを並べてみる。
何の資料もみていないので、間違っているかもしれません。
イメージなので。
塩ビ管と鉄管、住宅と施設、給水と排水がごちゃごちゃです。
最初のAが付いている数値は大体直径のミリサイズです。
Bはインチが基準。
15Aだったら15mmmくらい。実際15mmの部分はないんですけど。
(じゃぁ一体どこ計ってるんだって言うのは言わない約束)
では細いほうから。
8A 1/4B 細っ。あまり使わないけど、たまに使う。下に1/8ってのもあるけど使った記憶はない。
10A 3/8B 細い。追い炊き管とかで使う事がある。圧力計もこのサイズが多い。
15A 1/2B 細め。住宅で使われる配管で細い方って感じ。一番扱いやすくて部品のラインナップも多い気がする。配管も楽ちん。
普通の蛇口もこの太さ。住宅の水まわりはほぼこのサイズ。
20A 3/4B 太め。住宅で使われる配管で太い方って感じ。これも1/2同様ラインナップ充実している感じ。
B寸法は1インチが元になっているので、3/4はちょっと中途半端。
水道施設だとあまり見ない太さ。
たまにある大きい蛇口がこのサイズ。給湯器の接続もこのサイズ。
25A 1B その基準となる1インチ。住宅だとかなり太め。大量に水を使う場合は使う事もあるかも。プラントだとこのサイズが多め。
井戸ポンプなんかもこのサイズかな。手洗器とかのめっきの排水管の細い方もこのサイズ。
32A 1.1/4B ああ。中途半端。『インチクウォーター』って言いたいだけ。めっきの排水管の太いほう。
40A 1.1/2B ちょっと太め。住宅の排水だと細め。
50A 2B 2インチ。切りがいいので使用頻度高め。住宅だと排水管の細くて使用頻度が高いサイズ。
よくある工事用の水中ポンプのホースのサイズもこれ。圧力水が流れると結構な水量です。消防用のホースもこのサイズか上の65A。
65A 2.1/2B これまた中途半端。継ぎ手のラインナップが少なめ(な気がする)。雨といと(サイズ的に)相性がいいので雨排水管で使ったりします。
75A 3B 3インチ。ポンプとか、施設配管とか、住宅排水配管とかで50と100の中間サイズで良く登場する。
消火栓の口もこのサイズ。
これ以上のサイズの鉄管だとねじ切ったりは少なくて、溶接が登場する。
100A 4B 4インチ。100なんで切りがいいです。ねじ切り鉄管だとウチでは限界サイズ。施設配管だと溶接かフランジがメイン。住宅排水管のメイン管もこのサイズ。
125A 5B 125なんで、なんて中途半端。でもたまに登場する。
150A 6B 切りのいいサイズ。水協フランジだとボルト穴が6個という、また中途半端なので注意。人力施工の限界かな。実際は100くらいだけど、条件によってはがんばれます。住宅排水管のマス(蓋)サイズ。
200A 8B 住宅排水管のマス(蓋)サイズの大きいほう。
これ以上のサイズもいっぱい出てくるけど、これより上は特殊なので割愛。
人力施工も無理だし現場現場で判断する感じ。
僕がパイプやフランジみた見た目じゃもうわからん。
勝手なイメージでつぶやいてみた。
ちなみにAとかBとかは、A寸法はミリ、B寸法はインチが元になった呼び方。
同じものでも言い方が両方あって、どっちでもいい場合や塩ビ管みたいに、15Aがφ16だったりするので、紛らわしい。
配管サイズを聞いたときに、「太いな」とか「中途半端だな」とかつぶやくとプロっぽいです。