今日は松本市方面の水道施設で断水切替工事でした。
地下の配管ピットの配管を全て新しいものに交換しました。
メインは流量を調整する特殊な弁ですが、それ以外にも流量を計測する機器やストレーナーなどが付いています。
今回は制御盤の交換も同時進行で行なって、いつものパターンで“あと施工アンカー”が登場し、アンカー打ちと引抜き試験も配管作業の合間に行ないました。
ピット内の前後の配管は壁に埋め込まれているんですけど、その全長を撤去したあと計測すると4850mm。で、設計寸法が4843mmで「7mm」の余裕。
7mmは余裕ってレベルじゃないんだけど、とりあえずは「入る!」って事で配管開始。
最後に来てほぼ余裕なしで繋がりました。
実際は角度の調整やそれぞれの微妙な誤差で7mmはなくなりました。
途中に伸縮する配管がいるんだけど、それも設計通りの寸法で収まりました。
配管した状態で4843mmって設計は、偶然だとしてもすごい精度(読み)です。
ダメだったら調整用の配管を切る準備もしていきましたが、切らずに済んでその分早く終わりました。
その後、電気屋さんが配線と結線、その間に僕らは配管の架台になるコンクリート基礎の型枠の建て込み、グラウト材の打設、脱枠して僕らの作業終了です。
その後、試運転を行なって作業は全て終了しました。
作業が作業なので、遅くなっても途中で終わる事はできないんですが、特にトラブルことなくほぼ時間通りに終了しました。
天気が悪くなる予報でしたが、お昼くらいに雪がチラチラしたくらいで、午後には止んで晴れ間も見られたくらいだったのも助かりましたね。
ありがとうございます。