どはまりのつづき

間があいちゃいましたが。
マサカが続く現場のつづき。

お昼過ぎ、天気予報通りさっきまでの快晴が嘘のようにどんより曇り始め雨がポツポツし始めました。
なんとか保ってくれって祈る気持ち。

配管が撤去できると、いよいよ新しい機器類の設置と配管作業に移ります。
ここまで来れば先が見えて来ました。
といっても、やっぱり狭いので手間はかかります。
手分けして繋いでいきますが、施工範囲が狭いので、逃げ(余裕)があまりありません。

逃げられ(余裕が)ない部分から順番に組んでいくので、それほど早く繋がりません。
そして雨は強くなり始めました。

接続していくと既設鋳鉄管の接続方法がA形っていう昔の方式で浅いことが判明。
刻印見えなくて、気づくのが遅れた。

図面通りの施工と変わるので配管を切り縮めました。
切るっていってもΦ200mmのステンレス管なのでこれまた時間が掛かります。

それでも予定より2時間ちょっと遅れくらいで全て接続完了。
これで水を流し漏れがなければOK、あと周りの小物の配管をすれば完了。

 

しかーし。ここからが長かった。

計測機器との接続箇所から水漏れ。

マジか。何で?

考えていてもしょうがないので、とりあえずもう一度バラしパッキンを新しいものに交換して、再接合します。
逃げが効く部分をあとに締めたいので、まずそこをバラし、計測機器を外してフランジパッキンを交換、バラした順番の逆に組立てという手順なので、1回1時間くらい掛かります。

そして通水。
漏れた側を少し強く締める感じで繋ぎ直しました。

 

漏れる位置はズレたけど、やっぱり漏れる。
しかも大した圧力でもなく。

マサカマサカ。ですが。
原因がハッキリ判らず。
2回も漏れると心が折れます。

この間、雨は相変わらず降ったり止んだり。
この時点で夜の8時を過ぎていました。

 

さらに、上の水槽の水位も大分下がってきていました。
もう少し下がると警報が出るレベル。
空になると水槽から供給されている水道が断水になってしまいます。

とりあえず、漏れたまま送水して水位回復を図りつつ対策を検討。
と同時に小配管の空気弁を取付けました。

サドル分水栓(一般住宅の本管からの分岐で使われている方法)で分岐(穿孔)。
通水状態じゃないと穿孔できないので送水しているタイミングで施工。
空気が絡むと漏れる原因にもなるので先に施工したかったので。
空気が原因カナってちょっと思ったりもした。

時間が時間でこれからできることがあまりないので、資材の入手ができる明日仕切り直す事になりました。
一晩使っても水が足りる水位まで回復させいったん終了しました。

帰ったら11時を回っていました。
疲れました。

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