塩尻市の浄水場

今朝は寒かったです。会社の車には霜がいっぱいでした。
峠は雪がチラつき、朝日村の現場は朝積雪があったそうです。
まぁあの現場は、そばのスキー場より標高が高く、山の谷間の田園地帯で遮る物がなく、山から冷たい強風が常に吹き続けるっていう特殊な場所ってのもありますけど。

本日は塩尻市内の浄水場まで行ってきました。

開閉台って言われる弁を開け閉めするハンドルが付いた物の修理。
雑用みたいな工事ですが、こういったものが逆に技術がいる。はず。
新しい物をポンって付けるなら簡単。
古い物を直すのは、壊れそうだし、構造わかんないし、ネジとか腐食してるし。

楽勝だって騙されて呼ばれましたが、以外と手強い。

手強くしているのは、設置の仕方が良くないんです。

修理のために一旦開閉台を取り外すんですが、固定してあるボルトが外れません。

詳しく書いても判りにくいので、ざっくり説明すると、固定してあるアンカーボルトのボルトとナットが通常の逆に付いています。
どっち向きって決まりはないですが、他で数回見たかどうかくらいの記憶しかありません。
30年とかそれ以上前の施工なんでしょうけど、同じ年代の物でも見た事はないです。

ただ逆にしただけなら、まだ問題ありませんが、そのボルトをダブルナットで固定し、コンクリートに埋め込んであります。
ダブルナットが効いているので、コンクリートを壊さないと緩められないわ、ネジにモルタルが付着して回りにくいわで、カジって緩みません。
通常開閉台なんて交換する事はないんですが、それでも外せるように施工するのが常識です。
1台は何とかバラして修理しましたが、2台目お手上げ。

切断して再施工するしかなくなりました。

なんにでも理由があるんだなぁと関心もしていられず、水道局の方と相談して、来週出直しです。

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