薪を焚くお風呂といえば、直接浴槽の下で薪を焚くもののほかに、薪が焚ける風呂釜ってものもあります。
いわゆる『風呂釜』と呼ばれるもので、最近の給湯器は風呂釜機能付の給湯器です。
『風呂釜』はバランス釜のように、循環口が上下に2つあって、浴槽の下の方のぬるいお湯を温めて上の循環口から自然に循環するので、自然循環式なんて言ったりもします。
『風呂釜』は石油でも薪でも追い炊きできます。薪の確保が容易な方や剪定した枝の処理に困って使っている方とかもいらっしゃいます。
今は一口循環式で追い炊き口が浴槽の下に付いていて、ポンプで強制的に循環させてムラのないお風呂になりますが、自然循環式だと浴槽の上の方が熱くなって、下の方がぬるくなるので、湯かき棒とかって言う、マドラーの大きいやつでお湯を混ぜてから入浴します。
これもご存じの方は昭和生まれでしょうね。