浴室改修工事の現場は浴槽の据付が終わって、タイル工事に移っています。
今回の浴槽は、直焚きの浴槽。
巷で良く言われる、『五右衛門風呂』ってものです。
木製の底板を踏み沈めて入浴した事がある方は、僕より年上ですね。
直焚き浴槽はその名の通り、浴槽の下で直接薪を燃やして浴槽の水を温めます。
鋳鉄製の浴槽は熱持ちが良く、体が芯から温まるそうです(ひと聞き)
農家の方や山林を所有している方など、薪の確保が容易な方たちに需要があるんですけど、手間がかかるので、年々少なくなってきています。
ウチでも新設する事はほぼ無くて、昨年工事を行ったお客様も、直焚きからシステムバスになりました。
薪を焚くお風呂は、湯冷めしにくく、お金もあまりかからないけど、手間がかかるのでシステムバスにして、自動でお湯はりできる給湯機を付けてってのは定番パターンです。
直焚き浴槽は鋳鉄製で、その下に薪を焚く為の窯を作ります。
釜の上に浴槽を据付て、周辺のタイルを仕上げて完成です。