先日の現場。
加圧ポンプをお使いで、水圧が安定しないって言うので、取付から数年しかたっていないで、故障じゃないのかなと思いつつ急行。
水の出方を確認すると確かに安定しません。
ポンプが停止と起動を断続的に繰り返しています。
ポンプを見ると隣にあった太陽熱温水器をメーカーさんが交換しています。
はぁーん。またやったなと。
経過としては、以前ウチで大規模なリフォームを行って、その時に太陽熱温水器本体以外の器具類を全て交換しました。
もちろん温水器まわりの鉄管も全て錆びないものに交換、その時に今回のポンプを新しく設置しています。
それから10年くらい経ってポンプが壊れて交換。
その後、温水器をメーカーさんが交換しています。
で、温水器を替えた時に前後の配管を鉄管に戻すと。
温水器まわりの配管が鉄管で、バルブなどに直接鉄管をねじ込むので、この間ちょっと書いたように端部が錆びてライニングが剥げたり、錆が発生したりします。
このメーカーさんには何度もそういう目に遭っているんだけど、どうも機械を売りたい会社は工事がおざなりになる傾向がありますよね。
営業部は機械が売れればオッケー、後は工事部や下請けに丸投げ、工事は予算をかけずにギリギリみたいな感じですか。
工事の品質が悪くて機械が壊れてもまた機械が売れるのでいい循環。
高品質な良い機器なんだから、工事も高品質なものを提供してほしいです。
話戻って、錆でも詰まったかと早速ストレーナーを確認するとステンレスのストレーナーはさび色に変色はしているもゴミは見当らず。
ちょっと当てが外れました。
って事はポンプかと。怪しいのはふたつ。
圧力センサーか、圧力タンクか。
そんなにすぐ壊れるのかと思って、念のためメーカーさんにご相談して、たまたま在庫のセンサーが使えそうだったので、交換してみました。
既存のセンサーを外すと、白いプラスチックが錆色に変色し逆止機構の部分が、ちょっと固着していたような様子。
で、交換すると直るんですね。
100%錆が原因とは言えませんが、判断難しいところで。