先日とある協議会に参加しました。
水道局の方のお話で、有収率をあげたいという話の中で…
有収率とは、浄水場で作られた水がどれくらい、届いて使われているか。
平均が大体90%ちょっとという事なので、10%はどこかに行っちゃっています。
水漏れしたり、蒸発するのもあるかな、水質管理のために垂れ流している水とかもあるので、100%にはならないのですが。
逆に言えば、漏水が多いと有収率がさがるので、一番は漏水を減らしたいって事なんですが。
その話の中で、漏水管の管の種類の話。
その時の資料では、約25%が塩ビ管、約66%がポリエチレン管。残りがその他だったんですよね。
この数字僕は初めて目にしたんですが。
埋設管ではポリエチレン管はなるべく避けます。
実際、設計にも載ってこない事が多いんですが、なんでっていうと弱いから。
とはいうものの、管が柔らかいだけで、保護砂ちゃんと入れれば大丈夫じゃないかと。
漠然と言われていたのですが、数字がちゃんと示されると、自信を持って弱いんで塩ビ管にしましょうって言えますね。
約3倍ですからね。
結構違いますよ。
仮設で使う事が多いんですが、やっぱりメインでは使わない方が良さそうですね。
ウチでも色々な事情で稀に埋設配管で使う事がありますが、『修理がしやすい場所か?』ってのも採用する場合の一つの目安にしています。