先日、名古屋市の入浴施設からレジオネラ菌が検出されたニュースがありました。
名古屋市内の医療機関から患者にレジオネラ症が出たとの届けがあり、保健所が検査したところ、この施設にある複数の浴槽の湯からレジオネラ菌が検出されました。
先月24日、肺炎などで入院中の女性が「レジオネラ症」と診断され、保健所が調べたところ女性が利用していたこの施設の浴槽から同様の菌が検出されました。
市は菌が増殖する配管の掃除が不十分だったことが原因として、12日の営業を停止処分とし、配管の洗浄などを行い再検査したところ菌は検出されず、13日から営業を再開したということです。
同じ様なニュースが時々ありますが、浴槽の循環配管は菌が繁殖しやすく、レジオネラ菌が原因のレジオネラ症は高齢者や新生児が肺炎を起こす危険性が通常より高いので、注意が必要です。
家庭用の循環配管では滅多な事はないと思いますが、ウチが銅管を使っているのは少しでも銅の抗菌性や繁殖を抑える効果を期待しての事です。
一昔前に大騒ぎしてからは、銅管をなるべく採用していますが、最近難しいことが増えてきました。
『なるべく』ってのは、設備の状況やシステムバスメーカーの都合などで難しい場合があるためです。