手抜きのキータイプ

壁接続と床接続がいつもアクセス上位ですが、同じ写真を使った手抜き記事です。

水まわりの衛生機器類の給水管の配管と器具の接続位置に「壁接続」と「床接続」があるのは以前書きましたが。

その給水管と器具の接続位置に付いている部品が、止水栓と呼ばれるバルブ。
そのバルブにも色々種類があって、壁からの配管に付いているのが「アングル止水栓」(曲がっているからね)床からの立ち上がりに付いているのが「ストレート止水栓」(まっすぐね)、あとは分岐が付いていたり、デザインが凝っていたりするものがあります。
バルブなので、ここで水量の調節や止水をする事ができます。

キータイプ

洗面化粧台のキャビネットの中ですが、これがアングル止水栓のキータイプ。

マイナスドライバーや、水栓付属の金具を使って開閉します。
D式(たぶんドライバー)という表記もあります。
基本的には止水栓はあまり頻繁に操作しないと思いますが、(コンパクトでちょっと安いので)普段操作しない隠蔽部などに取付けます。

 
ハンドルタイプ

こちらは、ストレート止水栓のハンドルタイプ。
逆に調整やメンテナンスが多いような場所ではハンドルタイプを採用します。
僕は何かあった時に、お客様がとっさに止められた方が良い場所も採用するようにしています。

ハンドルタイプその2

とはいえ。

標準グレード以上の商品には止水栓が付属していることが多く、ホームセンターなどで扱われているリテール品は、本体価格を抑える為に、標準では付属しておらず、純正がバカ高くて送料も掛かるなんて事もあったりします。

入替えなどではそのまま使えたりするので、付属じゃ無くても良い場合もありますが、逆に意外と傷みやすく、漏水に気付きにくいのに漏れると被害が大きくなりやすい部品でもあるので、早めに交換した方が良い場合もあります。

蛇口の水やお湯の出が悪くなったときは、この部分が問題の場合もあるので確認します。

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