リフォームの現場調査にいってきました

お客様から工事の予定を聞かれ、
「今からだと、うまく行けば秋頃、じゃないと来春の工事の予定になります。」とお答えすると。
「忙しいですねぇ」とお客様。
「そうですねぇ、でも毎年こんな感じです。」
現場作業もそうですが、ちょっと大きめのリフォームになりそうなので、今から設計して、プランをつめて、見積をしてって事だと、準備もそれなりに時間が掛かります。

で、今回のリフォームは。
大本の希望は、浴室のシステムバス化です。
断熱性を上げて、浴室暖房機を付けて、暖かい浴室にするのが最大の目的。ですが。

浴室を工事すると隣の脱衣場がからんできます。

もちろん、浴室だけを工事する事はできるのですが、「費用対効果」で考えるとあまりお得ではありません。

さらに今回は、脱衣場を工事すると、隣の部屋のトイレがからんできます。
(これは建物の構造上しょうがありません)
上物だけ切った貼ったしてキレイにだけすれば、絡めなくても大丈夫ですが、配管の状態や断熱性を上げるって目的を果たそうとすると関係して来ます。

で、いつかはと思っている台所のお話が出てきて、「台所も一緒にやったほうがいいですよね?」とお客様。
「台所は別でも大丈夫です。」
もちろん、まとめた方が出来ることが増えますが、大した差はありません。また時期が来たらの工事で大丈夫です。

「屋外工事も一緒が良いですか?」とも聞かれるので、こちらも台所ほどではありませんが、一緒に工事をしなくても大丈夫です。
ヘタに直しても将来の水洗化工事の時に無駄になるかもしれません。

こちらも、押し売りをしているわけではなく、「どこをどう工事をするか」と「建物や配管の状況」と「お客様の希望」などを合わせるとそんな感じになってしまいます。
とざっくばらんにご説明しました。
水まわりはまとまっている事が多いので、一緒に工事をした方が、レイアウトの自由度が増したり、デザインを統一できたり、リフォームの可能性が広がります。
が、予算や生活設計などで分ける場合、なるべく先行工事が無駄にならないように、配慮する必要がありますね。

とりあえず、叩き台のプランを作成して作戦を練ることにしました。
ありがとうございます。

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