坂城町のお客様のお宅で化粧台を設置しました。
下水道工事に伴って、ついでに化粧台も交換する事になりました。
今回の化粧台はお客様の支給品です。
うちでは基本的に施主支給はお断りしています。
色々な部分で後々のトラブルになる可能性があるのが主な理由ですが、今回は特別な事情があったのでお請けしました。
今回支給された化粧台は、先日別のお宅で設置した化粧台のホームセンター向け商品です。
リテール向けとか言われている商品で、僕らの設備屋ルートとは違ったルートで流れている商品です。
商品を見比べると微妙に違います。
もちろんお値段もうちの仕入れ値を軽く下回っています。
勝負になりませんね。
リテール向けは、僕らでは入手する事が難しく(お店に行って買えば良いんでしょうけど)、僕らが扱っている商品よりさらにコストダウンがはかられている場合が多いです。
ものによっては明らかに品質ダウンで、安っぽく華奢なものもあるので、お店で現物を確認した方が良いのかなと思います。
個人的には、同じメーカーなのに、大きく値段が違うものを別のルートで販売するのってどうなのかと思いますが、メーカーも販売量があるホームセンター向けの販売を止める事は出来ないでしょうから仕方ないですね。
ただ、修理や困って問い合わせしても、材料商社やメーカーの営業さんとかでも、そういった商品だと明らかに対応が冷たくなる人もいますし、最終的には、「買ったところに問い合せて下さい」的な扱いになっちゃう場合もあったりして、アフターがやりにくい場合が多いです。
実際メーカーの中でも部署が違うらしく、僕らが商品や修理の事などで問い合せても、あまり良い回答はもらえず、同じメーカーなのに「判りません」って回答が来た事もありました。
このあたり、ハウスメーカー専用の商品も同じです。
判りませんってなんだよっ!って思いましたが、部署が違うだかで、結局お客様に設置してもらったところに問い合わせし直してもらいました。
問い合せに気持ちよく回答してくれるのは、過去に商品を買ったか買ったかもしれないからであり、これから商品を買うかもしれないからです。
修理なんかでも部品表や図面を送ってもらったりして、それでパッキン1個数十円、数百円とか、パーツ何百円って事だってよくあります。
その部分だけみたら赤字です。
そういう意味で、住宅設備は買ったその場その商品だけで完結しているものとはちょっと違うと思うんですけどね。
ああ、また愚痴っぽくなってきちゃいました。
とはいえ、今回は難なく設置完了。
よかったよかったです。
でも、取付用の別売部品が高すぎます。
ちゃんと取付けるには必ず必要なので、同梱で良いような気がしますけど。
誰でも適当に取付けできるようになっているのか、値段を安く見せる作戦か。