架橋ポリエチレン管

今週末は技能士試験。
で、新人君が図面の見方でわかない部分を解説中。
改めて表記の仕方とか僕も再確認。

記号とかは昔のままなので、今時使わないなみたいなのはありますが、慣れで使っていたりして微妙に間違っていたり。
ウチだけじゃなくウチのまわりの業界中がそれで当たり前になっていたりするので通じるんですけどね。
もらった図面で変わった表記してあるな。って思ったら、実はそれが正式だったり。
判ってて使うのと知らないでいるのでは全然違いますからね。

そう言えば、試験元で公表してるのが去年の「答え」だけなので、「問題」は10年ちょっと前にウチで実際に受験した図面を参考にしています。
すると、当時「鉄管」だった図面ですが、去年の解答欄が「架橋ポリエチレン管」に。
(時代ですねぇ)
管種の違いを心配する新人君に、「でも継手も拾ってあるからヘッダー方式じゃないよ」
(仮にヘッダー方式にしたら、問題が簡単になり過ぎちゃうので)

ただ鉄管を樹脂管に置き換えただけですね。
(たぶんですけど)
「ヘッダー方式」に対して、「先分岐方式」ってやつです。
ポリエチレン管にするメリットも半減しますが、その辺りは試験なので。

あまり変わらない試験だと思っていたら、ちゃんと時代に合わせていました。

でも、10年前の試験で、普通に鉛管が図面に載っていますからね。
当時でも鉛管は使っていませんよ。
最初「50L」って何かと思いました。

さすがに、今年の試験には、、出ないでしょうね。

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