暖房機の調子が悪い

この間の寒い時期、ある保育園から「床暖房の効きが悪いのでボイラー室を見たら何かが漏れている」ってお電話がありました。

たまたま会社にいたので、駆け付けるとボイラーのレシーバータンクが経年劣化で割れて不凍液が漏れていました。

とりあえずギリギリの量で運転できているみたいなので、手配をかけて、タンクの交換と不凍液の補充をしました。

間に合って良かったです。
 

ところで。
小さいボイラー室の中が臭い。
下水道の臭いがします。

たぶん原因はボイラー室の床排水。
トラップが付いていますが、水が無くなっていそう。

2つある床排水、一つは安全弁の水が入るようになっていますが、もう一つは何もないので乾燥してトラップの水が無くなったと思われ。
ついでに補充しておきました。

いずれ乾いちゃうでしょうけど。

こういうって設計の段階で何か考えておくべきだと思うんですけどね。
建物全体からするとすごく些細な部分なので、中々気がまわらないかもしれもせんけど。
それか施工の段階で工夫するとか?

今回でいえば、水が供給される安全弁の排水管と一つにしてからトラップを設けておけば、乾燥は防げたと思うんですけどね。

今更ですね。
コンクリートに埋まっていますし。

下水臭は人間が臭いっていうだけじゃなく(臭いのはガマン)、ガスが機器や配管などの劣化を促進します。
腐食ってヤツです。

© 2024 futabasetsubi Ltd