本日は長野市にて長野県が主催の「大口径管路(鋼管等)の事故対応について」という講習会に出席しました。
日本水道協会の方を講師に招いての講習会。
インフラの老朽化が問題視されるようになり、水道管も例外ではなく、高度成長期の配管が耐用年数を迎え、さらに昨今の地震の多さからも耐震化が必要とされてはいるが中々進まず、そんな中大規模な漏水事故対応に備えての講習会です。
僕が知る限りこういった内容では初めての開催ですね。
現状の説明から始まり、おおむね先日僕が投稿した内容がなぞられて、間違ってなかったと再確認。そして、さらに突っ込んだ修繕の例や対応などの方法などが紹介されました。
お話の中にもありましたが、20年くらい前まではそこそこ大規模な漏水事故が結構ありました。
配管が丈夫な物に更新され、ずいぶん減りましたが、事故自体が起こらなくなったわけではなく、起こる場合の対応も頻発しない分どうやって対応したらいいのか判らない場合もあるので、こういった講習は有効なんだと思います。
漏水の原因も様々で、紹介されたものでは、老朽化、電食、土壌腐食、誤削孔、地震、事故など。
誤削孔や事故は無いでしょうけど、ほとんど一般住宅の漏水原因と一緒です。ただ、大規模なので配管も太くなり影響範囲も大きくなります。
それにしても電食ってのは侮れないって事を再認識させられました。
事故対応はやっぱり経験が一番効いてきます。
普段から情報を集め経験を積んでおく事が大切ですね。
予想外の出席者で会場がホテル国際21に変更され、まさか作業服?って感じでしたが、ホテルに作業服のおじさんが100人くらいいるのはちょっと違和感がありました。