鋳鉄管が出荷停止

本文の内容とは関係ありません

今週入ってきたニュース。
鋳鉄管に使われている塗料に問題があるというもの。

神東塗料が試験データ改ざん疑い 水道用鋳鉄管向け合成樹脂塗料で
神戸新聞NEXThttps://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202201/0014979630.shtml

東京証券取引所1部上場の中堅塗料メーカー、神東塗料(尼崎市)は12日、鋳鉄製の水道管に使われる合成樹脂塗料で試験データを改ざんし、不正に認証を取得して製造出荷していた疑いがあると発表した。同社は対象製品12品目の出荷を停止。納入先の水道管メーカーや自治体も出荷や工事を見合わせている。
神東塗料によると、製品の安全性や不適切行為の期間、製造出荷量などは調査中という。13日にも外部人材を交えた特別調査委員会を設置する。
昨年11月に内部通報があり、所定の条件と異なる試験の結果を基に認証を取得した疑いが判明した。認証相当品についても、納入先との間で決めた仕様を満たさない製品を製造出荷していた疑いがあるという。
認証を行う日本水道協会によると、問題となった合成樹脂塗料は、地中に埋設する水道用鋳鉄管の外側に塗って腐食、さびを防ぐ。管の接合部分では、塗料と水が触れる構造という。
発表を受けて、顧客の水道管メーカーも相次いで水道管の出荷を停止。水道用鉄管で国内シェア6割のクボタは、阪神工場(尼崎市)で11日から、神東塗料製品を使う全ての鋳鉄管の出荷を取りやめた。大成機工(大阪市)も、水道管を造る三田工場(三田市)で出荷を見合わせる。
影響は自治体にも及び、尼崎、西宮両市は12日、それぞれ10カ所以上で進める水道管の更新工事を停止し、神東塗料製品が使われていないかを確認する。神戸市水道局も、神東製を使った配水管の工事は、安全性が確認されるまで停止するよう工事業者に伝えた。尼崎市の担当者は「1月は工事が集中している。工期が延びるなど影響が大きくなるかもしれない」とした。。
2022.01.12

僕は昨日、年始のご挨拶まわりに来られた方の、置手紙と言う名のプレスリリースの束で知ったんですが、ほとんどの鋳鉄管メーカーが同じメーカーの塗料を使っていたので、軒並み出荷停止になっています。
今は扱いが小さいですが、事が事によると大問題になりかねません。

かみ砕くと。道路などに埋設されている水道管の本管と呼ばれる配管。鋳鉄製の『鋳鉄管』がほとんどなんですが、その鋳鉄管の外装塗装が基準を満たしていない恐れがある。と。
外装なので大したことないんじゃないかと僕も思ったんですが、接続部分では配管内に挿しこむように接続するので、外装も水道水に触れています。
現時点ではほとんどのメーカーが出荷停止、材料屋さんにある材料も納品できない状態です。
動きの早いところでは、鋳鉄管を使う工事も停止してるという事です。

全ては確認中で、検査で不正があったという事なので、ちゃんとした検査をすればパスするかもしれないし、しないかもしれない。
あと、水道協会で規定されていない原料が使われているってものは、その時点で製品はアウトって事になりますが、記載されていない原料が人体に害のあるものなのかどうか。ですね。
現状これからの工事はやり直しができますが、(とは言っても基準を満たしたものが現場に届けられるには相当時間かかるでしょうが)すでに埋設されているものがどうかって事が、今後を左右しますね。

ちなみに。
鋳鉄管は当然ウチでも扱う事はあるんですけど。
先月も現場で加工したりしているんですけど。
今も、近い将来も、鋳鉄管に触れる予定がまったく無い。
ここの所設備業界では、色々なものの納期遅延が起こったりしていて、商社の営業さんも「どんどん売るものがなくなる」って言っていましたが、またしてもウチに影響がほとんどなく。
なんでしょうね。設備業界を取り巻く大きな影響をあまり受けないってのは...運が良いって事にしておきますね。

© 2022 futabasetsubi Ltd