シールテープ派

今日は浄水場で給水配管工事。
久しぶりのがっつり鉄管配管。
自称『ねじを切らない設備屋』なんですけど、意外と切ります。

口径は50ミリ、新設なので通水は少し先。
ねじ切り配管だと、パイプと継手の接続が、シールテープを巻くか、ヘルメチックの様な液状のシール材を塗るか、になると思うんですけど。
どちらにするかで結構もやもやします。

シールテープは、プラスチックをテープ状にしたもので、ネジ部に巻き付けて締めこみます。
厚みがあるので、締めこんだ感じで途中で向きを合わせたりしやすく、漏れにくいです。

液状シールは、液体のペンキのようなものをネジに塗布して締めこみます。
シールテープのような厚みがないので、ネジ同士がキッチリ締まって遊びがあまりありません。なので、向きを合わせたりは苦手、硬化するとカチカチになって漏れません。
ねじ込んだ時に露出するネジ部もシール材によって錆止めできます。
余ったシールテープのような盛り上がりも少ないのですっきりしています。
配管するときは液状なので汚れやすいですね。

直ぐに通水する場合は固着時間を考えなくて良いので、シールテープ一択。
個人的にはシールテープ派です。(派とかあるのか)

個人的には20年も前に解決しているんですけど、現場や人によって考え方が違いますね。
口径が太くなると、液状シールの方が良いんじゃないか?とか、両方使った方が良いんじゃないか?とか。
素材が鉄どうしの場合と、バルブなどの異種素材の場合など、色々なパターンがあって判断がむつかしいですよね。

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