凍結防止帯

浄水場建設の現場では水圧試験が終了した配管から保温工事に移りました。

長野県なので露出配管は当然凍結の心配があります。

この現場は凍結防止帯(ヒーター)とスチロールでステンレス外装の仕様で保温されます。
さらに今回の凍結防止帯は特殊仕様の自己制御型の凍結防止帯です。

 

自己制御型は、最近は一般家庭の水道設備でも使ったりします。
うちでも古いタイプは、建物の内部配管で、切ったり貼ったり延長も自由になるので、使っていました。

最近はヘッダー方式で使われる、ポリエチレン管やポリブデン管と相性が良いので使う事がありますし、設備によっては普通の物は使わない方が良い場合もあります。
うちでは、それ以外にもメリットがあるので予算が許せば使います。

 

今回はその自己制御型凍結防止帯の高級バージョン?高機能モデル?です。
本職の保温屋さんのベテランさんが「何度か使った」くらいのもので、とても高価で施工もちょっと面倒です。

知らないで施工していましたが、カタログをよくみると加工には電気工事士の資格がいるらしい。
厳密にはプラグ(コンセント)を設ければいらないような気もしますが、今回はプラグもないので、またポンコツ電気工事士が登場します。

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