消火栓を交換しました

先週坂城町で消火栓を交換しました。

消火栓自体は道路に接した敷地内にあるんですが、周囲をコンクリートの基礎に囲まれ、横には外灯と看板、植木と住宅に囲まれた超狭小地。
道路を通行止めにして、掘ったら倒れそうな外灯を一旦撤去、看板は支柱をコンクリート壁にアンカーで固定し倒れないようにしてから、道路より掘削。

あまりの狭小なので、消火栓のみ交換できるかどうかの判断して欲しいって事なので、まずは試掘(調査堀り)。
もちろん機械は使えず、人力でもスコップのやり場に困るくらい、狭く深い穴を掘りました。
しかも昔の工事の際に投棄されたゴミが大量に発生。掘削作業を邪魔します。
機械が使えれば1時間くらいでしょうけど、掘削だけで丸1日。
なんとか交換可能って判断をし、新消火栓を手配。

消火栓を交換する為には本管の水を止めないといけないので、断水処置から。
今回は配管ルートが確保できるので実際に断水したお宅はなし、でもバルブ操作で赤水(錆水)が出ないように慎重に操作します。
その後、消火栓の交換。
とはいえ、狭小地の消火栓です。一筋縄ではいきません。
消火栓も古い物よりちょっと長くなったので、敷地を横断してる埋設管に接近し、さらに作業スペースが小さくなりました。
穴に体を押し込んで片手作業。ボルトを締めるのも一苦労です。

周囲の配管はそんなに古くなく、どうしてその布設替えの時に消火栓まで新しくしなかったのかなぁと思いつつ…いつもの事ですけどね。予算やら気分やら大人の事情があるんでしょう。
とはいえ、無事交換完了。通水・切替え作業を行います。
漏れもなく、埋め戻し開始。
その後外灯を設置。周囲に根巻きコンクリートを打設。
養生をして終了しました。
とりあえず、予定通り終了してよかったです。

ありがとうございます。

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