今年は凍結からみの仕事がたくさんありました。
ウチはもともと少ない方だと思いますが、それでもそこそこ。
先日も『ポンプまわりの配管が凍結したかもしれない』というご依頼で現場へ。
配管がステンレス管で、電気解氷器は使えないので、スチーム式と雰囲気温度を上げるためのジェットヒーターを持って参上。
その前の出動も沢山資材持ち込んで、確認だけで終わっちゃっているので、「今回は融かしてやるぞ」と意気込み十分。
保温材を剥いで、「どこで凍っていやがるんでぃ」と探していくと配管がカラ。
元請けさんの方で凍って送水できなくなったあと、水を抜けるだけ抜いておいたそうで。
「じゃぁ、こっちかこの野郎」と別のルートをバラしてみてもやはりカラ。
うまく水が抜けています。って関心もしていられなく、じゃなぜ送れないのか?って事になるんだけど、ポンプ本体も呼び水口やインペラなんかをバラして確認したりしても送れない要素がない。
それで。ポンプ単体運転したら出るじゃない。
「じゃぁ組み立てますか」と振り上げたこぶしを渋々下ろし、運転すると普通に水が送れちゃいました。
念のためポンプと重要配管部だけ凍結防止帯を追加して終了。
またも解氷器使用せず。(使わないに越したことはないんですが)
ありがとうございます。