坂城町と木祖村

今日は坂城町の県道で舗装工事を行う予定でした。

「予定でした」って事はできなかったんですけど。

朝からバサバサ雪が降り、塩カルを一生懸命撒いても雪が積もり始めて、ヤバイ感じがしてきましたが、9時頃あっさり止んで雪が融け始めホッとしました。

今回は弁室周りの舗装が傷んできているので、補修するって事だったんですけど、傷んだ感じが弁室の形になっていて「嫌な予感」。

舗装を剥ぎ取ると、僕のよく当たるっていう「嫌な予感」は的中し、舗装の下は、鉄の弁蓋の周りにコンクリートが打設してありました。
通常アンカーで固定する鉄蓋は、下のピットの開口とサイズが合わない為、強引にコンクリートに埋め込んであり、悪い事にそのコンクリートがとても脆く、その上の舗装はペラペラに薄いので、ボロボロと舗装が剥げてきているという事がわかりました。

水道局の方と相談し、どうやって復旧するか思案。
なるべく手間はかけたくない、でも、また同じ状況になるのは避けたい。そして、冬期なのでなるべく早く復旧させたい。

と悩むも、やっぱり、ちゃんとやるしかないって事で、その脆いコンクリートを撤去。さらに、その下に古い蓋の受け枠が出てきて、それも撤去。開口サイズを揃え、全体を増打ちして強度を上げる作戦です。

とても1日作業では不可能なので、舗装工事は延期。
コンクリートをちゃんと打設したあとになるので、今日の所は鉄板養生となり、急遽「スリップ注意」の工事看板を手配、材料屋さんもすぐに間に合わせてくれて夕方には開放する事が出来ました。

 

僕はお昼前に現場を離れ、先日の木祖村へ。
今日届いたばかりの新しいポンプを取付け、念のためもう1台のポンプも引き上げて、点検し問題ないので復旧させました。

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