今日は、「指定給水装置工事事業者研修会」なる長い名前の研修会に千曲市のあんずホールまで行ってきました。
毎年同じ名前のホニャララ「会議」ってのがあって、毎回参加しているのですが、今年は3年に一度の「研修会」というハイグレード版。
内容は例年とほぼ変らないんですが修了証が発行されます。
この研修会は、たまに書いていますが、平成8年に指定工事店制度が規制緩和され、誰でも指定工事店になれるようになって、工事店が守るべきルールを守られない事がないように、定期的な講習を実施するように厚生労働省から水道局に通達があったため、水道局ごと講習会や研修会が行なわれているものです。
だから内容は、各家庭の給水設備を扱う上での注意事項や施工基準、申請手続きの確認など。
宅内の給水の配管を扱うにはこの指定工事店の許可を頂いて、水道局に申請をしてから工事を行ないます。
今回の研修会の中のお話で、昨年宅内工事でトラブルが発生した原因が、指定工事店の単純にいえば設計(選択)ミス。
工事の時には、水道局に申請して許可を頂きますが、コレは「承認」しているだけで、責任は全て申請者(お客様)にあると。
どんな設備にするか基準をクリアしていれば、使えるかどうか(使いやすいかどうか)は関係なく許可が下りる。
だから、「お客様のために」工事(設計)を行なって欲しい。というお話がありました。
普通はお客様が設計や工事を行なうわけではなく、僕らが設計し工事を行なうので、お客様が安心して快適に使えるかどうかは、僕らにかかっているんですよ。って事です。
って事は、お客様からしたら工事店選びが大切って事になるんですよね。
さらに、工事が終われば水道局は(当たり前ですが)宅内の設備について維持管理はしないので、しっかり「お客様のために」アフターサービスをして欲しい。って事も仰っていました。
研修会の施工事例紹介でもありましたが、「手抜き工事」なんかもあるようなので、信用できる工事店と長くお付き合いした方が良いって事ですね。
修了証は後日って事で「水」だけもらって来ました。