二重トラップはダメっていうのはあたりまえですが、じゃぁ「トラップナシ」って訳にもいきません。
トラップは、下水道の臭気（ガス）や衛生害虫の侵入を防ぐっていう大切な役割があります。
先日行なった工事で、発注図では、道路に埋まっている下水道のマンホールに直接施設の機器へ排水を接続する図面になっています。
設計している時に質問があったので、「トラップを設けて間接排水にしないとダメですよ」って教えたのですが、全く反映されておらず。
さすがに「トラップなし」じゃ、おそらく機器は腐食してすぐにダメになっちゃいます。
そこは設計通りってわけには行かないので、トラップマスを設けて、間接排水にしようと思ったけど、配管サイズがトラップマスに対応していません。
設計さん何にも考えてないじゃん。
しょうがないので既製品をうまく組み合わせて、トラップを付けてメンテナンス性も確保しました。
テキトーな設計だと現場は苦労しますねぇ。