今日の松本市は台風一過なのか日差しが強く暑かったです。
夏が戻ってきました。
先週の台風15号はだいぶ南の方へそれて、長野県はあまり影響がありませんでしたが、静岡県ではかなりの被害が出ているようで、心からお見舞い申し上げます。
やはり断水が続いているというニュースが気になります。
清水区大規模断水 静岡市長 土曜以降の段階的復旧目指す方針
09月26日 12時33分
台風15号の影響で、静岡市清水区の8割にあたるおよそ63000世帯で断水が起きていることについて、静岡市の田辺市長は26日の会見で、27日以降に重機を投入して取水口の流木などを撤去し、土曜日以降の段階的な復旧を目指すという方針を示しました。
この中で、静岡市の田辺市長は、24日昼前から続く断水について、「大変不便な生活を強いられている住民がいることに非常に心苦しく思っている」と述べました。
復旧の見通しについては、「急いでいるが川の水量が下がらず重機を入れられていない。機械での作業が可能になれば、最短4日で生活用水の供給が可能になるので1日でも早く対応したい」と述べた上で、27日以降に重機を投入して、取水口の流木などを撤去し、土曜日以降の段階的な復旧を目指すという方針を示しました。
また、これまでの対策が十分だったか問われると、田辺市長は「目標を持って強じん化と治水対策を進めてきたが、想定を上回る雨が集中的に降った」と述べました。
浄水場に水を取り入れる部分で流木などで詰まって取り入れ出来ないので、ろ過する水が足りない状態のようですね。
水道水は浄水場でろ過をされた水が届くのですが、ろ過する前の水を『原水』と呼んで、水源は様々です。主な水源は、河川や、井戸水、湧水など。全て自然相手なので意外と原水の影響を受けます。
河川だと今回のように台風や長雨などで増水したり濁ったり、流木や落ち葉などの流入があったり。井戸水だと地震や経年劣化で濁ったり、水量が減ったり、水質が変化したり。湧水だと雨や雪解け、渇水や落ち葉とかの影響があったりします。
日々変化している些細なものは浄水や配水の過程で調整されて影響がないようにしています。これが安定供給ってやつなんですが。
断水というと、地震などで配管がダメージを受けて供給できない場合が多いですが、水道施設がダメージを受けても、供給がストップしてしますし、その方が断水の規模が大きくなりやすいです。
復旧や水道水供給にあたっている関係者の方々、お疲れ様です。陰ながら応援しております。