先日の話に関連して。ちょくちょく修理は施工してもらった業者さんに頼むのが、早くてコストがかかりにくい。
なんて事を書いていますが…
設備系は、メンテナンスの事だけ考えたら全部露出させとけば良いのですが、スペースも必要になるし、物理的にダメな場合もあるし、意匠や凍結防止を考えて埋設したり、保温を施して凍みないようにしたり、なるべく隠蔽にしてスッキリさせたり、隠したがります。
だから修理の時には探したり、さぐったりする必要が出てきます。
この時間や手間がもったいないです。
なので、記録や写真、業者の施工方法、さらに言えば記憶があれば僕らはかなり戦いやすくなります。
このトリプルコンボがあるかないかで、結構違います。
『記録』は、図面や資材表、竣工写真など。
見積書や請求書でも機器や部品が載っていたりします。
ウチの場合ですが、写真はもちろん、配管図や使用材料なんかも記録があるので、修理などで対応しやすくなります。
写真はお客様に渡している他にも、僕らが分かれば良いだけの写真とかも記録してありますし。
『施工方法』ってのは、会社によってある程度決まっています。
会社のカラーというか、このパターンはコレとか、この部品とか決め打ちできるのも大きいです。
これまたウチの場合だと、歴代の先輩たちが試行錯誤や改良しながら、工事のルールやパターンなんかを作り上げてきているので、あとから見てもウチで施工したとか分かるものも多いです。
それでもダメなら、『記憶』
やった人なら覚えているでしょ。って感じ。
記録が直ぐに見つからなくても、記録しきれない情報も、記憶で補完なんてこともあったりします。
ただ。当てにならないことも多いですが。
でもやっぱり一番重要なのは図面や写真などの記録ですね。