説明書通り?

先日、住宅の工事の時に、施工すべきかどうか迷うことがあり、メーカーの営業さんに、「施工説明書には指示がないけど、こういう風にやった方が良い?」ってご相談。
こういう場合営業さんなので、「ぶっちゃけこうですよ」みたいな回答をもらって、施工する判断をしました。

施工説明書では、ぼかして逃げているんですよね。書いちゃうと施工側から「絶対必要なの?」みたいなのがあるでしょうし、書かないと何かあったときに責任問題になるし。
(わかるでしょ。あとは現場で判断してって感じ)
説明書では何でそうしないといけないかまでは書いてない事が多いので、理由が分かれば省いても問題ないのかがわかります。
 

給湯機や便器など住宅設備機器の施工説明書には、こうやって取付けてくださいって事が細かく書いてあります。
説明書には保険を掛けたような説明だったりもしますが、当然守るべき事も書いてあります。

100%完璧に守っている業者さんもいない事はないと思いますが、それにしても「全然見てないんじゃない?」って事がよくあります。
ウチのお客様のお宅でも、ぱっと見で「ダメでしょ」ってパターンもよくあるので、現場で「この施工とじゃ勝負にならない」ってよくこぼします。
どこまで求めるかだと思うんですが、ウチからしたら完全に手抜きなんですよね。
材料も手間もかけなければ安く出来ます。
(「ちゃんとやってこそでしょ」って思っていますが、成果に対して金額が決まる訳じゃないので、見積の段階での判断は難しいですよね)

それで、早く壊れたり、不自由だったりしても結果が出るのが数年先だったりするので、中々わかりません。
(ちゃんとやったって壊れるときは壊れますからね)
今は、施工説明書をインターネットで手に入れる事ができるので、一度ご覧頂けるとわかると思います。

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