オフレコ

ありがたい事に一般のお客様以外にも水道局や役所関係の方や工事関係の人とか代理店の方などから色々ご相談を受けます。
こういう状況だけどどうすればいい?こんな経験ある?こういうのってあり?とか色々。

直接仕事に結びつかない事も多々ありますが、現場経験と施工知識や商品知識を総動員して相談にのります。というか、実際仕事に結びつかない事の方が多いです。

でも頼ってもらえるって事は本当にありがたい。

 

先日もある市町村の水道局から相談されたんだけど、どうすればいい?っていうご相談。
とりあえず資料を探してメールしておきました。
おそらく地元業者さんに仕事はいくと思うけど見積りだけお願いって事で、ついでに概算の見積りも。
僕が思いついた以外に方法はないかと、知り合いの塗装やさんにも相談して特殊な工法を教えてもらいました。
あとは条件に合わせて選んでもらえればいいのかと。

 

この間は別の役所の方から、設計するのにどうしたら良いか困ったってご相談。
その方は気を使ってくれて最初はオブラートに包んで小出しに聞くんだけど、だんだん話が具体的になってきちゃって何の設計かバレバレに。
うちはどうでも良かったので正直に他ではこうしてますよって、手の内を明かしました。

 

昨日は、先日の漏水現場の調査で、最初に提案した工法だと水道局の方が一部不安があるって事だったので、じゃぁって違う方法で施工できるか来週現場再調査に行って検討し直す事に。

 

今日は材料屋さんから、長野市の業者さんがうちの地元で宅内設備工事をやってもらえるところを探しているので、紹介してもいいですか?って相談。今回は条件が折り合わなかったので丁重にお断りしました。

 

先日は、取引先の方から道路に付いてるマンホールが開けられないんだけど、開け方ありますか?ってご相談。
僕の知っている開け方のバリエーションを伝えましたが、なんとかメーカー名が判ったので、じゃメーカーに聞いちゃえって事で商社さんに確認。
すると、止水用のパッキンが固着する場合があるので人力以上の力で引っ張って下さい。っていう回答。
マンホールの蓋が人力で開けられないなんて始めて聞きました。開閉用の専用工具も準備されているみたいでしたが、とりあえず、力任せで良いって事なので、今度レバーブロックなどを用意してトライ。

 

何でも教科書通りに行くとは限りません。
お客様の要求を的確に判断したり、細かい知識はやっぱり経験がものをいいます。
ネットじゃダメです。もちろん僕も判らない事があれば、諸先輩方やいろんな人に相談します。
結果的に僕も勉強になるので損はないです。

先日のは電蝕でボロボロの配管をとりあえず10年延命する施工方法は?っていう綱渡りみたいなお話でした。

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