ピンキリ

ちょっと前の水道施設の現場で、お隣で作業していた設備屋さんが機械掘削作業中に電線管を引っ切りました。
幸い中の電線は無事だったのですが、電線管は見事に切断されていました。
しかも、その電線管は今回工事で埋めたものらしく、自分達で埋めたものを自分達で引っぱるって、なかなかです。

電線は丁度僕らの工事で更新する予定の配線だったので大丈夫だったんですが、信号線なので普通の電力の線よりも複雑で高価です。
ウチでも掘削する事がありますが、特に水道施設には、重要な管や配線が埋まっていますし、古い施設だと埋設位置が判らないって事もよくあります。
すごく慎重に、場合によっては人力で掘削するものです。

こちらの代理人さんもブチ切れていました。
なんでも今回の工事だけで2度目らしく。

一度目は今回撤去する予定の配線を、撤去前に引っ切り、繋いではみたもののノイズが出てちゃんと信号がでなかったらしいです。
しょうが無いので、ポータブルの計器をセットしてデータを取ったらしいです。
同じ設備屋でも、土木系や住宅設備系、空調系、公共施設メインや住宅メインなど専門分野が結構違ったりしますから。ブチ切れた代理人さんに、「色々な業者さんがいますから」って慰めにもならない言葉しかかけられませんでした。
同じ○○設備ですからね、得意不得意わかりません。

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