今日は給水管が漏水しているお客様のお宅へ中堅君が修理に行きました。
漏水量が多かったので、地中漏水でしたがすぐに発見できて、修理は比較的簡単に完了しました。
漏水の時にお客様が給湯機のバルブを操作したせいか、お湯の出が悪いって言われて、確認すると確かに悪い。
給湯機に付いている減圧弁の手前まではちゃんと出ているので減圧弁を交換すると、元の戻ったみたいで、夕方遅くなったので、とりあえず引き上げて報告を聞きました。
元々うちのお客様ではないので、当社で付けた給湯機ではありませんが、機種を聞くにだいぶ古く、設置後10年以上経ってると思われ、寿命も近そう。
現行の給湯機には減圧弁が不要な場合が多く、減圧タイプを選択する事は少ないので、寿命が近い給湯機に新しい減圧弁を付けるのはどうなんだろうって話をしていたら、何か違和感を感じる。
配管や設置状況、機種品番を詳しく聞いていくと、どうも、設置されている給湯機は減圧弁不要タイプの様な気がしてきた。
時間が遅くメーカーも終了しているので、たまたまその給湯機が当社で採用しているメーカーなので、保管している資料を引っ張り出して調べるとやっぱり!
どうやら、昔の減圧タイプの給湯機から12~13年前に新しい給湯機に交換する際、減圧不要タイプなのにそのまま減圧弁を残したみたいです。
減圧弁から給湯機までの配管が新しかったのでたぶんそんなところでしょう。
でも、減圧弁と対で使う安全弁は撤去されているらしいので、他の配管の施工状況も聞くにあまりいい仕事をしている感じの設備屋さんじゃなさそうなので、知らなかったのか、めんどくさかったのか判りませんが、いい加減な仕事をしてあったって事ですね。
お客様からしたら、意味なく10年以上も圧力が低い水道を使っていた事になりますからね。
中堅君にはお客様と相談して減圧弁を撤去する方向で(減圧弁を撤去する場合でもデメリットがあるので)話を進めるようにしました。
本来なら最初に気づいて減圧弁を撤去するだけで良かったので、この減圧弁の交換費は頂けないですね。
高い勉強代になりました。
お客様、次回の交換の際は是非当社でお願いします。
設備屋!いい仕事しようぜ!!