先日の工事のあと。
いつもの検査前のお掃除。
宅内工事を行った後、市や町の上水道や下水道の検査を受けるときは、現場のお掃除をします。
検査前のお掃除は、工事が終わってから少し経っていたりするので、確認の意味でも丁度良いタイミングかなと思っています。
その時に、宅内下水道工事のうち今まで浄化槽をお使いになっていた設備では、一部(やほとんどの場合も)既存の配管を使うので、その部分は高圧洗浄で管内も洗浄します。
これも検査を気持ちよく受けるためのお掃除なので、つまりがどうこうって話ではありません。
で、管内を見てみても、10年も20年も前に配管された設備なので、汚れてはいますが、つまるような状態の事は先ずありません。
なので、業務で使ったりする特殊な設備があるような場合を除き、普通の住宅なら定期的に排水管の洗浄を行う必要はまったくありません。
それがないから詰るようでは、配管に問題があるって言ってるようなものです。
実際に施工後ノーメンテナンスのお客様も珍しくありません。
「普段目につかない地中の配管の汚れが気になる場合」以外は、必要ありません。
「やらないよりはマシ」くらいの考えで大丈夫だと思います。
どうしても、気になる方は、マスのふたを開けてホースやバケツで水を流すくらいで十分です。
もちろん、ストレーナーやヘアーキャッチャーのお掃除は必要です。
網が付いていて、ゴミを取るためのものですからね。