マックスの距離計

今回はマックスの測距離計です。

レーザーを飛ばして目的物までの距離を測るのに使います。


マックス業務用レーザ距離計 LS-811 
標準希望小売価格¥80,000.- (税込み¥84,000.-)

僕は現場調査で距離を測るときに使っています。
一般住宅の給排水の申請図面やその他図面を書いたり、材料を拾ったりする時の現場測量に使っています。

3年くらい前に買ったのですが、それまではHILTIの結構ごついやつを使っていました。
当時はHILTIくらいしか無く、それはそれで便利に使っていましたが、
・明るい場所ではレーザーがどこを指しているのか全く見えない。
・遠くなると手持ちでは、ぶれて安定して取りにくい。
なーんて事があるもんで、巻き尺と併用していました。

それでも、遠くまで寸法が簡単に取れるってのは素晴らしいですし、架空や高さ方向、川や障害物などの向こう側とか、物理的に取りにくい(取れない)場所など測定するのにはとても助かります。
で、それを使っているのを見た知り合いの電気屋さんがこの機種を購入。
さらにそれを見た僕が、その進化にビックリしてお揃いで衝動買い。

レーザーは晴れた明るい日は見にくく、専用の眼鏡ってのもあるので使ってみましたが、イマイチ。
しかも赤い眼鏡はちょっとかっこわるいです。
手ぶれもちょっとした動きも遠くなれば大きくなり、ターゲットに当て続けるのは結構大変。
さらに、ボタンを押す動作でどうしても動いちゃいます。
屋内ならレーザーも見えるし、距離もそんなにないので全く問題ないですけどね。

で、こいつですが、なんと言ってもカメラが付いています。
なのでどこにレーザーが当たっているかすぐに判ります。

しかもモニターをズームできるのでターゲットまで遠くても大丈夫。
これによって巻き尺はほとんど使わなくて良くなりました。

4倍までズームできるのでそこそこ遠くなっても距離が取れます。

当時凄い進化だと思いました。
あれからちょっと気にしていますが、今のところこれよりも良さそうな機種は見当たりません。
レーザー距離計はこいつの一択じゃないでしょうか。

欲を言えば、水平器か角度計が付いていれば最高です。
角度計付きなら角度と距離で垂直高さがカンタンに出ちゃいます。

でも昨年トータルステーションを導入してからは、出番がめっきり減っちゃって予備機にまわった感じです。
僕は設備屋以上に図面を書いたりもするので使う事が多かったのですが、どちらかというと電気や空調関係など高所がある仕事の方が使う事が多そうです。

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