TOTO壁掛式洋式トイレ

例年これくらいの時期になると、毎年カタログを出しているメーカーさんが新しいカタログを出して、営業さん達が届けに来てくれます。
カタログが届くと何か変わったかなぁって感じで一通り目を通します。
普段から取り扱っているものや、メーカーさんおすすめのものだと、新商品の発売のアナウンスも大きいですが、小さい部品とか、ニッチなもののお知らせはほぼないので、雰囲気だけでもざっと目を通して普段の情報収集不足を少しでも補います。

先日、TOTOさんの総合カタログが届き、パラパラしてたら目に止まった商品。
壁掛洋式トイレ。
 

基本便器はお掃除のしやすさから壁掛スタイルが良いと思っている派なんですが。

以前から壁掛式のトイレはあったんですが、パブリック(公共施設用)の高額なものか、住宅用だと『レストパル』っていうキャビネット一体タイプしかありませんでした。
レストパルはトイレ空間と一体になるようなキャビネットに便器が付いているので、キャビネットは必須。
その分価格も上がるし、個人的にはキャビネットの見た目も好みではありません。
買い替えたい時の事も心配ですし。
それで、この住宅用壁掛『トイレFD』はキャビネットはあるけど最小限。

本当は壁面を補強して壁掛けにするのが良いんでしょうけど、壁の強度を建築に頼ることになるので、強度不足やタンクの収まり問題なんかがあるので、とりあえず現状での最適解な気がします。
パブリックほどではないけど、お客様が利用するようなトイレにもいいんじゃないですかね。

これなら、先に壊れるであろう便座の買い替えも問題ないし、本体ごとの交換も難しくなさそうです。
アームレストもいけるのかな。
とりあえずの見た目で言っているので、もうちょっと研究してみます。

こんなのいつ発売したんだよって思ったら、21年2月発売でした。
もうちょっと早ければウチのトイレにも採用していましたね。
残念。

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