ワンワンワン

ワンワンワンの1月11日にソニーの『アイボ』が12年ぶりに復活したそうです。

そんなニュースに因んで、古いアイボも未だ愛用されている飼い主さんがいらっしゃるそうで、ソニーさんが修理対応を終了したため、飼い主の皆さんは専門の修理屋さんで修理しているそうです。
製造メーカーさんはどこもそうだと思いますが、修理部品保持期限を過ぎた製品は修理不可、もちろん部品も手に入らないでしょうから、ドナーとなった他のアイボから移植されているのでしょう。
今の製品はメーカーの部品がなければ、ほぼお手上げです。
 

最近これと似たような事を感じる事が。
トイレの漏水の修理のお客さまからご連絡があり、現場に伺うとタンクレストイレから漏水。
内部部品からの漏水なのでウチでの対応は諦め、メーカーメンテナンスを依頼しました。
が、部品の供給が終了したため修理不能の回答が。

という事は、アイボのように部品取りして修理もできないので、交換するしかありません。
タンクレストイレは、下の陶器部と上の機能部に分かれますが、一体の物なので交換する時は全部交換。タンクレストイレ一式は決して安くありません。

大ヒットした初期のタンクレストイレも発売から10年以上経ち、ボチボチ故障が出てくる頃ですが「修理不可」の回答は初めてです。
今回はウチで販売したものではありませんが、同型のものをウチでも設置しているので、今後同じ症状があればもう修理不能って事ですね。
以前エントリーした事もありますが、これは前々から思っている事なので、設置する時はお客様にご説明をして採用するようにしています。
といえ、設置面積が小さくコンパクトでトイレ空間が有効に使える機種はあまりなかったので、しょうがない部分もありますね。

費用の面もそうですが、陶器部分はまだまだ使えるはずなのでもったいないです。節水でエコを謳っていますが全然エコじゃないですねぇ。

© 2024 futabasetsubi Ltd