先日お客様から「便器と床の隙間から水が漏れているかもっ!」とお電話をいただきお伺いしました。
うちでも過去何度かそういったご依頼がありますが、今のところ100%漏れていません。
うちで施工したんですから間違いありません!(笑)が、メーカーでも可能性は低いといっています。
そして、一番の可能性が高いのが、外からオシッコなど垂れたって場合です。
プライベートな事なので、使っているひと全員に確認って事も中々難しいと思いますが、便器内からの漏れは考えにくいです。
便器の下の構造をカンタンに説明すると、最近の便器と配管は、便器下の部品(フランジ)を介して繋がっています。
便器とフランジはゴムパッキンで、フランジと配管は接着剤で繋がっています。
さらにそれぞれは漏斗が重なるように、下に向かって中へ中へ入っています。
と言うことは、排便管がつまらない限り重力に逆らって汚水が出てくることはありえません。
設備の世界は、マサカが付きものなので、絶対は無いんですが、可能性はかなり低いと思います。
それでも心配されるお客様の為に、ご依頼があれば便器を外して確認し、安心していただくこともありますが、今回のお客様は、孫もいるし、何ともいえないんだけど・・・と言うことでしたので、便器内か便器外か確認できるようにして、しばらく様子をみていただくことになりました。
ただ、古い便器は、シール材を使っている場合がありあます。
その場合シール材が切れると漏れる可能性がありますが、こちらも、下へ下へ繋がっているので可能性は低いんじゃないかと思います。