先日中堅君が困っていたので、話を聞くと。
トイレの工事を行なったお客様宅。
新しく手洗い器が付き、撤去した掃除流しに鏡が付いていました。
その鏡は新築の時に建築した業者さんが名前を入れてプレゼントした物。
その業者さんはもう無くなってて、今回鏡はいらないだろうという事で話を進めていました。
既存のものを再利用する場合、大体工事が始るときには、「付いたら(スペースがあれば)付けますね」って感じで、「完成したら取付ける場所を決めましょう」なんて感じで始まります。
でもほとんどの場合、新しくなった部分に古い設備を付けるって事にはなりません。
古さが際立っちゃうので、絶対に必要なもの以外は「やっぱりいらないね」ってなります。
今回もそのパターンかなと始まりましたが、ご主人が「その鏡の古い名前の部分を切って、うちの会社の名前を入れて欲しい」と。
記念に是非そうしたいと強い希望がでました。
どうすれば良いか悩んでいたので、ウチで切ってもうまくはいかないので、とりあえず加工をしてもらうトコロを探すことにしました。
まず鏡を切断しらもらう業者を探し、さらにそこへ文字入れをしてくれる業者を探しました。
お客様は、「テプラでもなんでもいいよ」とは仰っていただいていましたが、全面改装したトイレにテプラが付いた古い鏡は違和感だらけです。
色々な業者さんを探しましたが、新しい鏡に加工って事はできますが、既存の鏡は切るのも難しいらしい。「保証はできない」とか言われたり、費用の面もあるので、「高くて買った方が安いよ」と言われたり。
色々思案しましたが、結局既存の鏡の加工は諦めました。
でも、お客様的には「是非記念になるモノが欲しい」という事で。
別のモノを提案する事にしました。
結果喜んでもらえたので良かったのですが、ガラスの加工に詳しくなりました。