情けは人のためならず

昨年末に修理をして集金にお伺いした馴染みのお客様。

お客様が管理している家の凍結した蛇口の漏水修理と凍結防止帯の検査、ドアノブを交換したんですけど、どうしても年内に払いたいから、請求書と領収書持って集金に来て欲しいって頼まれて、工事の翌日にお伺いしてきました。

金額をお伝えすると、お客様の予定金額の1/3くらいだったみたいで、びっくりされていました。
友達から水周りは修理費用が掛かるよって脅かされていたらしく、その日の早朝に修理した場所とは違う場所で、「水が出てるよ」ってご近所から連絡があり、うちで様子を見に行った分はサービスさせていただいていたので、なおさらだったみたいです。

「年末ギリギリの忙しい中、遠くまで行ってもらってそれじゃ気が済まない」と言われ、貰ったお酒なんだそうですが、ありがたく頂戴しました。

僕には判りませんでしたが、あとで聞いたところ、高いお酒らしいです。

詳しくは書けませんが、お客様がその貰った理由を涙ながらにお話されて、贈った人も贈られた人も、恩とか、縁とかをとても大切にされているお話で、まさに情けは人のためならず、お客様の人徳で貰ったんだなって事がよくわかりました。

年の瀬に、想いのこもったありがたいお酒と、もらい泣きしそうな良い話を聞かせていただき、ありがとうございました。

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