昔大量の湧水を結露で片付けようとした建設会社の人がいましたが。
結露の仕組みが分かっていれば、簡単に結露なんて言いません。
理屈が合わないから。
先日、水栓の下のバルブから水漏れすると言う事で修理に伺いました。
井戸水をお使いなので、めっき管の腐食から漏水していました。
部品を全て新しく交換して終了。
かと思いきや、再度漏水しているかものご連絡。
スタッフ曰く、結露っぽいけどな?
しかし、結露は湿度と表面温度の関係で発生するので、シンク下でずっと結露し続けるのは無理があります。
見ていてもにじみ出ることはなく。
配管が、シンク下のバックパネルを貫通して壁面でつながっています。
バックパネルが邪魔をするので、施工後に壁面の漏れが確認できません。
で、再度直して、しばらくするとやはり壁面から床に水が染み出てくるとの事。
再度バックパネルと外し、さらに奥の壁を開口して壁内の漏水を確認。
目視では、確認できなかったけど、ちょうど水栓を新調したいというご希望が追加されたので、水栓が届くまでいったん開口したまま放置することにしました。
結局、結露ではなく別の場所から霧状に水が漏れていたんじゃないか。と思われました。
ボンヤリしているのは漏水している状態が確認できていないから。
でも漏水は止まったので、ばらしたり組んだり水栓交換しているときに触ったどこかだったと思われます。
こういうのが一番難しいですね。