浄化槽の撤去工事

相変わらず、アクセスがある浄化槽の撤去工事。
地域性もあるのか続く時は続きますが、最近はちょっとご無沙汰しています。

少し前ですが、浄化槽の撤去工事(公共下水道へ接続工事)のご紹介。

着工前

着工前。
仕上げがインターロッキングでした。
写真ではわかりにくいですが、浄化槽周囲が全体的に沈下していました。
 
公共マス付近

こちらの方が気になります。
マスと水道メーター。
逆に、マス類が沈下しています。
バッチリ今回の工事で直します。
 
はつり作業

先ずは周囲の掘削。
インターロッキングをとって、上部のコンクリートをはつり壊します。
 
周囲掘削

タイミングをみて、仮設(迂回)配管に切替え、さらに浄化槽のまわりを掘ります。
浄化槽の内部の残留物を産廃処理してもらいます。

今回の浄化槽はウチで設置したものではなかったのですが、地下の浄化槽のまわりが擁壁のようにすごくしっかりとコンクリートで保護されていました。
ウチでもここまではやらないです。
何か理由があったのかはわかりませんが、壊すには大変でした。
 
撤去完了

撤去完了。
半分くらい壊れたら、クレーンで引っこ抜きます。
今回は結構苦労しました。
 
転圧中

そして、転圧。
少しづつ、締め固めながら埋め戻していきます。
浄化槽上部のスラブを支えていた支柱のコンクリートは、土止めの為まだ残しています。
 
配管接続

配管レベルまで埋め戻したら、配管を接続します。
配管作業の数時間、排水が流せなくなります。
ここで支柱も抜きました。
危ない場所は埋め戻しながら撤去します。
 
保護砂

保護砂。
配管を保護するための砂をたっぷり充填。
 
転圧中

そして転圧。
地味ですが、その繰り返し。
 
保護砂

そして、保護砂。
上の配管のレベルまで埋め戻して、保護砂を充填。
写真も撮ったりして。
コレもとっても重要。
右の砂の山は、雨水の配管です。
 
転圧中

そして転圧。
もういいですか。
でも、その繰り返し。
 
防護蓋設置

マスは車が乗るので、耐荷重のある防護蓋を設置。
地面とフラットよりもちょっと出るのが理想。
凹んでいると見た目も悪いし、雨水が溜まったりするし、出ているとひっかかったりするので、基本はフラットですが、ちょっと出ているとキレイ。
やっとここまで来ました。
 
メーターボックス設置

メーターボックスも再設置。
今度は車道用の鋳鉄製のメーターボックスにしました。
こちらも、後々沈まないようにしっかり締め固めた上に、台を設置した上にボックスを据えます。
(ここまでしても、希に沈みそうになったりしますから、気を使います)
 
完成

完成。
一旦バラバラになったインターロッキングなので、何となく落ち着かないです。
が。しばらくすると馴染むと思います。
 
完成

気になっていた、メーターボックスまわりも完成です。
ホントはメーターボックスは、もっと壁際の端の方が良いとは思うんですが、今更修正はかなりしんどいです。
不可能ではないですが、本管からの引き込み管をかまうことになるので、ちょっときついですかね。
最初から端に寄せておけば車に踏まれることもなく、沈みにくかったと思うんですが…

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