のり三兄弟

現場では塩ビパイプをつなぐ時に使う接着材を、現場では「のり」って言っています。
パイプの種類や太さで使い分けます。
ウチでよく使う3選手。

右端がHIという耐衝撃性塩ビ管用、真ん中の青いのが普通の塩ビ管用、左が塩ビ管用の遅乾タイプ。

右は「HI」と言われる耐衝撃性塩ビ管用で一般住宅の埋設管で一番使われる配管材用です。

真ん中の青缶は普通の塩ビ管用、一般住宅の排水管でよく使う「のり」です。

左の黄缶は同じ配管用ですが、「遅乾タイプ」なので、ゆっくり固まります。夏場などは青缶だと早すぎて間に合いません。
特に、排水管は奥までしっかりと押し込んで、勾配とか垂直とか合わせたいので、ほぼ黄缶オンリーになります。
でも、材料屋さんによっては在庫していないらしい。
(他の設備屋さんは青缶のみが多いのだとか。ウチじゃありえん。)
遅乾タイプは、しばらく押さえていないと抜けてきます。なのでちょっと施工に時間が掛かります。

どれも1kg缶なので、太物の配管の時に使います。
右の1kg缶は住宅ではたぶん使いません。

ホントはHI用の接着材の「遅乾タイプ」も欲しいのですが、どこのメーカーも作っていません。
ちなみに、メーカーは右から、セキスイさん、クボタケミックスさん、アロン化成さん。
一応使う継手メーカーと合わせた方が良いとされています。

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