住まいの水まわりの施工事例
屋外用トイレの改修工事(水洗化に伴うリフォーム)
明るく使いやすいトイレへ

施工前 非水洗便器
昔からの農家などによくある屋外用のトイレです。
一段あがったところに非水洗の和式便器がありました。
扉、便器まわりの床は木製、手前下の床はコンクリートでした。

改修後洋式便器
手前にも扉があるので、大便器専用の扉は不要ということで取り外しました。そのため、ひろびろゆったり使えます。
便槽を撤去したので段差も必要なくなり、手前側の床の高さと同じに仕上げました。
電灯がなく屋根裏がむき出しだったのですが、天井や壁をはり電灯を取り付け暖かく明るいトイレになりました。
床は土足で使いますが、古いコンクリートが薄くもろくなっていたので全体を打設し直しました。

手を洗う場所がトイレから遠かったので、簡単に手が洗える手洗い付の腰掛便器を選んでいただきました。
特に屋外用のトイレでは寒い時期の凍結が予想されるので、寒冷地仕様の便器を採用しています。
汚れにくさやお掃除のしやすさを考慮して、壁は汚れ防止のクロスを貼り、壁内に補強を入れて手すりも取り付けています。

排水配管
便槽と床のコンクリートなどを壊し、撤去、穴を掘って排便管を配管します。

給水配管
給水管を新設配管しました。
水洗トイレは水を使って流します。水を使わないトイレには新たに給水の配管が必要になります。

天井まわり
コンセントのないトイレで、暖房便座やウォシュレットをお使いになる場合は電源の工事も必要になります。

コンクリートの打設
配管を埋め戻し、転圧後、砕石を敷き均し、鉄筋を配筋して土間コンクリートを打設します。