タブチ穿孔器

先日の現場で、お客様からどうしてもサドル分水栓に13mmのインサートスリーブを打ちたいというご希望。

 
サドル分水栓は、水道本管から給水を宅内へ取り出す時などに使われる部品で、サドル分水栓を水道本管に取付けて、穴をあけ宅内まで配管を繋ぎます。
インサートスリーブは、『防食コア』とか呼ばれていて、穴を開けた本管の穴にはめて錆びないように保護するリング。
コレを怠ると、穴が錆びて、詰ったり錆が出たりします。
 

話戻って、13mmのコアは一番小さいサイズ。
一般住宅だと大抵20mm、少し大きめでも25mm、それ以上は大口需要家とかだと50mmとかまでありますが、13mmは逆に細すぎて僕は経験がありません。

なので、挿入棒だけ購入。
しかも、13mmの打込み棒を付けられるのは手動式の穿孔器だけ。
今は電動が主流なのでウチの倉庫の奥から手動の穿孔器を出してきました。

で、いざ13mmの打込み棒を付けようと思ったら、ねじが微妙に合わず取付けできません。
作業予定日まで時間が無かったので、取りあえず穿孔器メーカーのタブチさんから穿孔器本体をお借りして、作業は終了。

折角買ったのに使えないと意味が無いので、調べてもらいつつの修理に出しました。

新しく手動の穿孔器を買ったら1.5万円くらい、修理したら1万円くらいですが、手動式の穿孔器は数年に1度くらい塩ビのパイプから取り出す時くらいにしか使わず、ましてや13mmは僕が知る限り20年以上ないですし、今後もないと思われ。
だから修理でいいかなと。

使う予定が全くないので、『いつでも良いよ』って修理に出したら半年くらいかかって返ってきました。
帰ってきたら穿孔器の刃や挿入棒が新しくなっていて。

なんでかなーと思ったら、本体を修理したら13mmは使えるようになったけど、今まで使えていた他のサイズが使えなくなったらしく。
なので、新しい穿孔刃や挿入棒が新品になりました。
タブチさんの確認不足らしいですが。なんか。なんだかすみません。
そしてありがとうございます。

なので、宣伝しておきます。
株式会社タブチさんは、水道管の部品などを作っているメーカー。
上にあるような、本管から取り出す為の部品やメーターまわりの部品などを作っています。
配管で使う継手や最近ではエコキュートの配管材なども作っていますね。
個人的には砲金製品が強いイメージですが、ウチではメーターまわりや塩ビ管と異種管を繋ぐ時に使う伸縮継手が一番使っているかな。

2件のコメント

  1. いつも記事を楽しく読ませて頂いています。
    色々な現場経験をして配管技術を沢山知っているブログ主さんが凄いと思っています。
    これからも頑張って下さい。
    それにしても、配管材って多種多様あるんですね。
    水道本管から断水をしないで分岐できる配管材があるなんて、ビックリしました。

    1. こちらこそコメントありがとうございます。

      設備業界ってひと括りにされますが、同じような事をやっていても、色というか微妙な業界の特色みたいのが出ますよね。
      なので、なるべくいいとこ取りができればと思って、情報交換は積極的にやりたい派です(笑)

      建設業界全体でも、興味は尽きないですし、現場環境や施工技術が向上できないか常に考えているので、良いところは盗もうと隣の現場が気になってしまいます。

      お互い『良い仕事』ができるようがんばりましょう。

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