排水管と配水管

今日は久々の宅内排水管の配管。

『排水管』は、下水道管とほぼ同意味で上水道に対して捨てる方の配管。
トイレは汚水管、それ以外は雑排水管、合わせて排水管みたいな感じですね。

水道施設だと『はいすいかん』には二種類あって、配水管と排水管。
僕らの周りでは現場で間違っちゃいけないときは、「配る方の『はいすい』かん」「捨てる方の『はいすい』かん」っていいます。
「捨てる方のはいすいかん」は実は排水管の他に廃水管ってのもあるんだけど、水道施設の工事では出てこないので、現場にいる人たちも知りません。

住宅工事で『はいすいかん』って言ったら、ほぼ捨てる方の排水管の事ですね。

サイズ感

設備で使う配管の太さ(口径)を、サイズ毎の勝手なイメージを並べてみる。
何の資料もみていないので、間違っているかもしれません。
イメージなので。
塩ビ管と鉄管、住宅と施設、給水と排水がごちゃごちゃです。

 
最初のAが付いている数値は大体直径のミリサイズです。
Bはインチが基準。
15Aだったら15mmmくらい。実際15mmの部分はないんですけど。
(じゃぁ一体どこ計ってるんだって言うのは言わない約束)

 
では細いほうから。

8A 1/4B 細っ。あまり使わないけど、たまに使う。下に1/8ってのもあるけど使った記憶はない。
 
10A 3/8B 細い。追い炊き管とかで使う事がある。圧力計もこのサイズが多い。
 
15A 1/2B 細め。住宅で使われる配管で細い方って感じ。一番扱いやすくて部品のラインナップも多い気がする。配管も楽ちん。
普通の蛇口もこの太さ。住宅の水まわりはほぼこのサイズ。
 
20A 3/4B 太め。住宅で使われる配管で太い方って感じ。これも1/2同様ラインナップ充実している感じ。
B寸法は1インチが元になっているので、3/4はちょっと中途半端。
水道施設だとあまり見ない太さ。
たまにある大きい蛇口がこのサイズ。給湯器の接続もこのサイズ。
 
25A 1B その基準となる1インチ。住宅だとかなり太め。大量に水を使う場合は使う事もあるかも。プラントだとこのサイズが多め。
井戸ポンプなんかもこのサイズかな。手洗器とかのめっきの排水管の細い方もこのサイズ。
 
32A 1.1/4B ああ。中途半端。『インチクウォーター』って言いたいだけ。めっきの排水管の太いほう。
 
40A 1.1/2B ちょっと太め。住宅の排水だと細め。
 
50A 2B 2インチ。切りがいいので使用頻度高め。住宅だと排水管の細くて使用頻度が高いサイズ。
よくある工事用の水中ポンプのホースのサイズもこれ。圧力水が流れると結構な水量です。消防用のホースもこのサイズか上の65A。
 
65A 2.1/2B これまた中途半端。継ぎ手のラインナップが少なめ(な気がする)。雨といと(サイズ的に)相性がいいので雨排水管で使ったりします。
 
75A 3B 3インチ。ポンプとか、施設配管とか、住宅排水配管とかで50と100の中間サイズで良く登場する。
消火栓の口もこのサイズ。
これ以上のサイズの鉄管だとねじ切ったりは少なくて、溶接が登場する。
 
100A 4B 4インチ。100なんで切りがいいです。ねじ切り鉄管だとウチでは限界サイズ。施設配管だと溶接かフランジがメイン。住宅排水管のメイン管もこのサイズ。
 
125A 5B 125なんで、なんて中途半端。でもたまに登場する。
 
150A 6B 切りのいいサイズ。水協フランジだとボルト穴が6個という、また中途半端なので注意。人力施工の限界かな。実際は100くらいだけど、条件によってはがんばれます。住宅排水管のマス(蓋)サイズ。
 
200A 8B 住宅排水管のマス(蓋)サイズの大きいほう。
これ以上のサイズもいっぱい出てくるけど、これより上は特殊なので割愛。
人力施工も無理だし現場現場で判断する感じ。
僕がパイプやフランジみた見た目じゃもうわからん。

勝手なイメージでつぶやいてみた。

ちなみにAとかBとかは、A寸法はミリ、B寸法はインチが元になった呼び方。
同じものでも言い方が両方あって、どっちでもいい場合や塩ビ管みたいに、15Aがφ16だったりするので、紛らわしい。

配管サイズを聞いたときに、「太いな」とか「中途半端だな」とかつぶやくとプロっぽいです。

自動水栓

自動水栓は手をかざすだけで水が出る水栓。

先日、集団感染が発生した原因として、共同利用する庁舎の洗面所の手回し式の蛇口(普通の蛇口)が原因の可能性があるとしてニュースで取りあげられていましたが。
公共施設などでは、非接触の自動水栓に替える動きが広がっています。大手メーカーさんからも欠品や納期延長のお知らせが来たり、専業メーカーの後付け式のものも納期待ちのようです。

この自動水栓、住宅用もあります。取り付けるには電源コンセントが必要になりますが、色々な蛇口に付けられる電池で動く後付式なんかもあります。
感染症対策はご家庭ではあまり関係ありませんが、今までだと閉め忘れが防止できるとか、水栓のハンドルまわりに水が飛ばないので、水栓まわりが綺麗に保てるとかのメリットの他に、『感染症対策も出来ますよ』『衛生的』もおすすめポイントになるのかもしれません。
先日リフォームの打ち合わせでは、お客様からのご希望でそういう話にもなって(そういう事もあるのかと)思いました。
取り合えず納期数か月待ちだったりするので、ご希望の方はお早めに。

大便器や小便器の自動水栓、手洗い器の自動水栓、キッチン用水栓の自動水栓、照明器具や換気扇の人感センサーとか、どんどん進化していますね。

塩ビ配管工事

今日は塩ビ配管工事。
口径φ50㎜のVP管。

VP管はグレーの色をした塩ビ管で、昔は水道管でも良く使われていました。
今は強さが欲しい排水管などで使われています。
薄いものはVU管と言って排水管で使っています。

最近はほとんどHIVP(耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管)と呼ばれるVP管よりも丈夫な配管材を使います。
今回は、流体の種類からあえてのVP管。

で、嫌な予感はしてたけど、今日みたいな寒い日にパイプカッターで切断するとバッキバキに割れます。

VP管はHIVPに比べて(耐衝撃性って名前の通り)脆く、パイプカッター(押し切り)で切断するときに割れやすいです。
特に低温時のVP管は割れやすいので、ゆっくり慎重に切断してもうまくいかないことがあります。

更新

昨年から給水装置工事の指定工事店制度が更新制になりました。

所謂、水道工事の「指定工事店」ってものですが。
今までは一度取るとずっと有効なので、技術者がいなくなっても、会社がなくなっても、年に一回の講習会に参加しなくても、バレなきゃ失効しませんでした。
本当は『なくなりました』って言う提出書類もあるんですけど、わざわざ出す人は稀でしょう。
結果、玉石混交、工事店の数だけどんどん増えちゃってお客様にもわかりにくい状態になっていました。

それで、更新制になる事になったんですが。
指定工事店制度が始まって最初の頃に許可を受けた業者さんは今年更新を迎えることになりました。
その後は5年ごとの更新です。

更新するには、新しく指定を受けるのと同じような書類が必要になり、先日所持してる機材の写真を撮りました。
全部出すと大変なことになるので、よく使いそうなものを選抜しました。

誰が何を持っているか知らなかったりするので、たまにはこういうのもいいですね。