台風接近中

今日は台風19号が接近してきています。
会社の付近も午前中から雨、夕方にかけて暴風雨になりました。
数十年に一度あるかの台風。
避難勧告も発令しています。

水まわり設備について、雨や風の影響はあまりないかと思いますが、考えられるものをあげてみます。

まず雨の影響ですが。
給排水設備は雨の影響はほとんどないかと思います。
排水マスに給排機能がある場合、マスが冠水していると、排水の流れが悪くなる可能性があります。
水洗化されていない排水管は雨水と一緒の配管の場合があります、大量の雨が流れると、排水の流れが悪くなったり逆流する事が考えられます。
同じように浄化槽の放流管が雨水と一緒になっていると、雨水の影響を受けて逆流したり、一時的に処理がしきれなくなる恐れはありますが、水位が下がれば通常に戻ります。
ニュースなどで下水道のマンホールから水が吹き上げている映像がありますが、あれは東京などの下水道と雨水を一緒の管で流している合流式の下水道管です。
比較的古くから下水道が普及した地域は整備を早めるために取られた方式で、最近新設してる下水道は分流式なので、心配ないかと思います。

つづいて風の影響ですが。
エコキュートやエアコンの室外機など固定が甘いと転倒する恐れがあります。
しっかりした架台にアンカーで固定してあれば心配いりません。

換気扇のダクトを強風で逆流する事があります。
シャッターや逆流防止が付いていれば逆流は少ないのかと思います。

ちなみに、ウチの場合ですが、キッチン以外の換気扇は電気式シャッターや風圧式シャッターを、どちらか又は両方採用しています。

そして。
雨風の影響よりも、停電。からの断水。
停電は、水まわり設備だと、給湯器や最近の便器などが使えなくなります。

ガスであれば、コンロは使うことができます。

断水は、水道施設にあるポンプや水位を調整してる電動弁なんかが動かなくなって起こるので、停電が長時間続くと水槽の水を使い果たし断水になることがあります。
この辺はそれぞれの施設によって違うので一概には言えませんが、水道網末端まで自家発電が備わっている事は少なく(ほぼなく)、自動で運転しない場合もあるので、長時間続く場合は断水に備えてください。

思いつくままなので、読みにくくてすみません。

ご相談

今日は、お客様から宅内下水道工事のお問い合わせを頂いたんですが。

新築の時は別の会社で工事を行って、いつからか修理をウチで対応していましたが、少し前に大規模リフォームを行っています。

そのときに宅内下水道配管を行って、浄化槽を設置して水洗化したそうで。
「そうで」って言うのは、実はこの工事ウチでは工事を行なっていません。

ずっとご贔屓にして頂いていたのですが、何かの手違いで別の設備屋さんが工事をされました。その後も、給水はほぼそのままだったので、ウチで修理の対応はしていました。

で、今回は公共下水道への切り替え工事です。
現在は浄化槽をお使いなので、浄化槽を撤去して、一次側と公共マスを接続する工事です。
が。
せっかくお問い合わせ頂いたのに、大変申し訳ないのですがお断りしました。
やっぱり、施工してもらったところにお願いするのが早くて安くすむ方法。
どうしてもって事であれば、来春以降の対応と言う事になるので、これまたお待たせしちゃう事になるので。
ご迷惑をおかけしてしまいます。

図面やデータが残っている強みがありますね。
現場測量なんてしなくても、浄化槽工事の時の図面そのままいけますもん。

減圧弁の交換

今日は減圧弁の交換。

『減圧弁』は水道の圧力を下げる装置。

標高の高いところから下に向かって配管してくると、標高10mで1キロ圧力が上がります。

一般住宅の水圧だと3~4キロくらいだと思うんですが、あまり高いと機器が壊れたり、低すぎると使い勝手が悪かったり、給湯器が運転しなかったりとトラブルが起こるので、使いやすいちょうどいい圧力になるように調整しています。

今回は、数キロ離れた上部と下部の二手に分かれての同時作業。
上と下の減圧弁が干渉し合うので、同時に新しくして同時に調整する作戦でした。

ありがとうございます。

明日は第2回戦。

微量漏れ

ウチでは新しく器具を付けた時に、念のためお伝えしているのですが。

システムキッチンやシステムバス、便器や洗面化粧台など、器具との取り合いの接続部。
過去にもほとんどないのですが、使い始めてから微量漏れする事があります。

配管類は圧力試験をして漏れが無い事を確認しているのですが、最後の器具との接続箇所は圧力試験ができないので、設置後の目視などで確認(通水試験)します。
通水後時間があれば良いのですが、直ぐにお使いいただく事も多く、特に水圧が高い地域などでウォーターハンマーがきつかったりすると可能性があるので、暫く観察して頂いて確認をお願いしています。

同じように、器具と排水管の接続部とか、器具の組立てた内部とかの接続部分は、滲む程度の微量もれは直ぐには分からないので、しばらくの間、気にして頂けると助かります。

テーパーねじと平行ねじ

題名だけで内容がほぼ分かりそうですが、設備屋さんが扱うねじにはいくつか種類があって。
配管などを繋ぐねじには、「テーパーねじ」と「平行ねじ」があります。

「テーパーねじ」はその名のとおり、先端に向かってだんだんと細くなっていくねじ。
鉄管にマシンでねじを切ったものは「テーパねじ」です。

「平行ねじ」は、細くならず同径のままなので、先端にパッキンを挟んで止水します。

「テーパーねじ」は、シールテープなどのシール材を使って止水します。

「テーパーねじ」は「テーパーねじ」どうし(オスねじとメスねじ)、「平行ねじ」は「平行ねじ」どうしの組合せで使用します。
メンドクサイのは、ねじ山のピッチも角度も一緒なので、繋がる事には繋がる事。

例えば平行めねじにテーパーおねじをシールテープを使って締め込んでも繋ぐことが出来ます。
「厳密にいえば」とか、「教科書通り」とかだと間違いなのですが、漏れやすかったり繋ぎにくかったりはしますが、とりあえず何となく漏れないようには繋がります。

が、規格が区別されている以上、守らないといけない場合も多々あります。

左が「平行ねじ」右が「テーパーねじ」

住宅工事で使われる樹脂管の継手ですが、左が平行ねじの部品。右がテーパーねじの部品。

「平行ねじ」はパッキン当たりがあります

テーパーねじの方が、先が細く、平行ねじの方は、パッキンがあたるように平らになっていて溝があります。

他にも給水栓取付ねじとか、図面表記も、RcとかGとかPやらPJとか色々あったりして。
どれとどれの組合せが良くて、どれとどれがダメとか色々ありますが。
何となくみんな繋がります。

設備屋さんによってはまったく気にしていなかったり、そもそも「そんな事知らねぇ」って人はさすがにいないとは思いますが、適当に繋いである場合も見かけます。
実際直ぐに漏れる(直ぐに漏れることもあります)訳ではないですが、ながーい目でみたり万が一があっちゃマズイ場合などもありますし…

 

先日の現場では、搬入予定のろ過装置の接続部が、図面では「平行ねじ」表記と「テーパーねじ」表記が混ざっていて、現物もなくて詳細図もないので、どうしてそのねじの種類なのかも分からず、取りあえず合わせて準備せざるおえず。

でも、合わせようとすると、そこへ接続する現場配管の取り合いが難しくなって現場代理人さんも頭を悩ましていました。

繋ごうと思えばどうにでも繋がっちゃうんですが、公共工事なのでマジメにやろうとすると、中々大変です。

そもそも部品の種類や口径によって、テーパーねじ部品しかなかったり、大口径になると平行ねじがなくなったりもして。
さらに使いやすくする為に、接続を手で取外しできるようにしたいので、町野式(消火栓のやつ)だったりカムロック(レバー式)だったり、袋ナット式などの組合せで考えると難易度がどんどんあがります。

妥協すれば、なんとかなっちゃうので悩ましいですね。